大原っ子ブログ

鉛筆 いのちの講演会 閖上語り部講話

 NPO法人地球のステージさんが運営している「閖上の記憶」の語り部さん(男性)にご来校いただき「いのちの講演会」を開催しました。

 この男性は,東日本大震災当時閖上にお住まいで,ご家族を亡くされた方です。その体験が中学校の道徳の教科書にも載っている方です。

 今日は,中学年・高学年対象にお話をいただきました。最初,閖上に押し寄せた津波の映像,その後のがれきばかりの状況,閖上の記憶の活動などを見ました。男性が職場から戻り戻らぬご家族と対面したときのことなど…

 「命って何だろう?」と子どもたちに語り掛けました。命が限りあり,何気ない当たり前の日常は,ある日突然,当たり前じゃないことにもなる…生きている今感じることのできる今を大切に過ごしたい…

 いろいろなメッセージを伝えていただきました。子どもたちもずっとしずかにお話を聞いていました。

 大雪の中,遠路お越しいただき本当にありがとうございました。

▽閖上で男性が毎年育てているひまわりのお話もありました。

▽最後に慰霊の時に空に放つ「鳩の風船」に子どもたちが想いを書き込みました。