浦戸小中学校視察に行きました!
大原小は完全複式学級です。授業も国語や算数などで複式の授業(学年ごとの学習内容を一緒の教室で一人の担任と学習する授業)となっています。近隣では寄磯小,鮎川小,東浜小で複式の授業をしていますが,県内ではそれほど多くはありません。職員が外に出て,他校の複式授業を見て研修する機会は少ないのが現状です。
そこで,今回県のへき地教育研究会でもお世話になっている「塩竈市立浦戸小中学校」様のご厚意により,本校の学級担任2名と校長とで授業研修視察をさせていただきました。
午前,塩竈マリンゲートから市営汽船に乗り約30分,桂島を経由して学校のある野々島に到着です。
浦戸小学校は,3年生以上が複式学級です。1年生から順に各学級の授業の様子を拝見しました。小中併設校なので中学校の授業も見ることができました。中学校の先生が小学生を教えている授業もありました。
本校と同じように高学年の国語で複式授業をしているとのことで,今日は学習指導案も作成していただき,45分間,国語を拝見しました。
5年生と6年生一つの黒板を半分に割り,座席はコの字です。この点から本校の進め方と違うので大変興味深く見ました。直接指導と間接指導をうまく組み合わせ,ICT機器を使いながら両学年の交流を上手に行っていました。
様々な掲示物などもとても参考になりました。学習に意欲をもって取り組んでいる浦戸の児童生徒が印象的でした。また,心のこもった受け入れをしていただいた浦戸小中学校の校長先生をはじめ,先生方に感謝申し上げます。
▽5・6年生の複式国語の授業