火災避難訓練~BFC活動
火災避難訓練をしました。火元は図書室の隣の教室。放送設備が使用できないという想定で行いました。
教員のメガホンを使った避難指示に従って口元を抑えながら、落ち着いて素早く校庭へ移動します。「お・し・か・も」も約束をしっかり守っています。
校庭への避難完了後、改めて体育館で消防署の方から火災に備えるための話をいただきました。
火事が起こったときに一番危ないのは、煙を吸うことです。煙の中の有毒ガスを吸い込んでしまう、その結果死に至ることが多いそうです。また、煙は視界を遮ってしまうのでとても危険なことを教えていただきました。また、煙は、上に上がる性質があります。横に進む速さは、人が歩くのと同じくらいの速さですが、上に上る速さはその3倍の速さになるそうです。
この後、実際に、煙の中(濃煙道)を体験しました。①鼻と口を押えて煙を吸わないようにすること ②姿勢を低くして壁づたいに手で確認しながら進むように ③上と下で煙の濃さが違うので立つ・しゃがむをして確認してみることを教えていただき、体験しました。
↑ 理科室内の煙が外にもれて煙っています。
子どもたちは煙の中体験について、
「煙の中はこわかった。」
「暗くて何も見えなかったけど、一生懸命進んだ。」
「煙を吸わないようにと息のことだけ考えると、それだけで頭がいっぱいになるので、(手で)探りながら少しずつ進んで出口にたどり着いた。」
と話してくれました。
3年生は、BFC活動を行いました。
プールの水を使って放水訓練体験をしました。
重い防火服を着用しての訓練です。担任も体験しました。
↑ プールから校庭への放水