浮いて待て!
夏休みに入る前に、着衣泳の授業を行いました。
水難学会指導員の方を講師にお迎えして、19日(月)の5時間目に全校で行いました。服を着た状態で不意に落水した時に、慌てずに「浮き上がって呼吸を確保するみのこなし」を教えていただきました。
【自分が落水した時】
体の中で空気をためられるところ、それは「肺」です。叫んだり、おしゃべりしたりすると肺の中から空気が抜けて体が沈んでしまいます。もがいたり、手を上げて暴れたりすると、その分、体が沈んでしまい、また体力も失われていきます。「鼻と口だけ水面に出して」(体の2パーセント)浮くことが大切なことだそうです。
【落水した人を助けるとき】
①「浮いて待て」と声を掛けます。
②「119」通報を近くの人に頼みます。
③浮くものを近くに投げてあげます。浮くもの…空っぽのランドセル、ペットボトル、スナック菓子の袋(ポテトチップスなど)など、なんでもいいので、浮くものを近くに投げてあげます。近くの家に駆けこんで、「ペットボトルちょうだい!」といいながら知らせ、助けを求めます。
お話を聞いた後で、
実際に、「浮いて待て」をやってみました。
ペットボトルをおなかのところでしっかり持ちます。
頭のてっぺんの方は水の中に入れると、おなかの部分がしっかりと浮きます。
お尻が下がらないように、おなかをポンと出すようにします。
先生に補助してもらいながら、「浮いて待て」の姿勢を体で覚えました。
いよいよ明日から夏休み
安全で健康な夏を過ごしてほしいと思います。