大原っ子ブログ

6月12日は県民防災の日

「宮城県沖地震」から43年になります。6月12日は県の条例によって「みやぎ県民防災の日」に制定されました。

本校では6月8日に避難訓練を行いました。地震の揺れで、階段のガラスが割れたので非常階段を利用して校庭に避難する想定で実施しました。

時間を知らせずに、昼休みの時間帯に緊急の訓練放送により実施しました。教室にいた子供たちは机の下にもぐったり、近くに机が見つからない子供は、ハードカバーの本で頭を守ったりして、一人一人が考えて避難の姿勢をとることができました。また、校庭のブランコで遊んでいた子供たちは、高学年が下の学年の子供に声をかけ、守りながら校庭の中央に集まって「ダンゴムシ」の姿勢をとりました。

地震は、いつ、どこで起こるかわかりません。常に油断せず「落ちてこない」「たおれてこない」「ものが移動してこない」場所を確保することが大切です。

【宮城県沖地震について】

1978年6月12日発生時刻は17時14分25秒、金華山沖深さ40キロを震源に、石巻市も震度5(強震)、東京でも震度4(中震)を記録しました。この強い揺れにより、ビルは崩れ、道路が寸断されたりたくさんのブロック塀や石塀が倒壊したりしました。28人(そのうち宮城は27人)が命を落とされ、そのうちの18名がブロック塀等の倒壊による圧死でした。負傷者は1万人を超えました。電気や水道、ガスなどのライフラインが寸断され、全国初の都市型災害と言われています。