大原っ子ブログ
落語の口演
楽しみにしていた「落語の口演」
どんなお話を聴かせていただけるのだろうと、子どもたちは朝からわくわく
石巻市教育委員会の推薦により、牡鹿の3小学校に落語家である切磋亭 琢磨 様をお招きして落語の口演をいただくことができました。
自宅のある三重県から車でおいでいただきました。遠い道のりたいへんだったかと思います。ようこそ、おいでくださいました
初めはちょっぴり緊張していた・・・?子どもたちですが、琢磨さんの落語の世界にどんどん引き込まれ、笑顔でいっぱいになりました。
落語で大切なこと…も教えていただきました。黙って聴く、話す人を見て聞く・・・・「お話の世界に入り込む」(もいいですね)など 大切なことがたくさんありましたが、一番大切なことは、
「想像して聴く」
ここにボールがあると想像して・・・・子どもたちは、琢磨さんと想像のキャッチボールを楽しみました。
手ぬぐいや扇子を使っていろいろな様子や物を表せることを知りました。
1枚の手拭いが、熱々のさつまいもにもなり、本にもなり・・・・
1本の扇子が、おそばを食べる箸にもなれば、刀にもなる・・・・
「寿限無」
「鶴の恩返しのような‥‥小話」
などなど、たくさんのお話を聴いて、子どもたちは大爆笑
「笑う」っていいものです。笑顔で元気いっぱい幸せな気持ちになりました。
琢磨さんは、震災直後、何か自分にできることはないかと思いめぐらせ・・・・落語で笑いを届ければ、みんなに元気になってもらえる!そんな思いで、車に着物や落語の道具類を積み込んで、東日本に向けてきてくださったというお話を聴きました。そして、そして、岩手、福島、宮城での活動は、今も続いています。
わたしたちからも、「ありがとうございます。わたしたちは、こんなに笑顔で元気で過ごしています。今日の落語でさらに元気になりました。」という気持ちをお伝えしたくて、児童代表のお礼の言葉と「ビリーブ」を聴いていただきました。
今日は、すてきな時間を、本当にありがとうございました