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ふるさと牡鹿を感じよう、もっと知ろうその2
「見てみる」「実際にやってみる」と、中に飛び込んでいくのが一番です。ということで、お願いして一緒に体験させていただきました。
メカブとは、ワカメの付着部の上についている葉っぱ状部分の厚く折り重なってひだひだ・くるくるになった部分です。つまり、ワカメの根元部分に当たります。このくるくるとなっている部分と芯を分ける作業が、「メカブの耳削ぎ」と呼ばれている仕事です。
専用のカッターで、「いち、に」と削いでいきます。ぬるぬるねばねばしているので、軍手をつけて作業をします。
11時に問屋さんが来ること、新鮮なうちにお届けしたいので、時間との勝負です。仕事というものには、「時間を守る」「質の良いものに仕上げる」ことが必要であるという厳しさも、知ることができました。
初めは慣れていなくて時間がかかりましたが、どんどん速くできるようになりました。
次々に運ばれてくるメカブの山をどんどん削いで減らしていきます。
子どもたち7人、大人4人が体験しました。自分のやった仕事が目に見えて増えていくことや作業の手際が良くなっていることが自分でもわかり、達成感も味わえました。
大人と一緒に働くことによって 仕事の「大変さ」「本気」「喜び」を感じることができました。
おわったときに、「みんなのおかげで、うんと助かったよ。ありがとう」と言っていただけて、本当にうれしかったです。これが、働くこと、人の役に立つことの喜びですね
お忙しい中、体験活動を受け入れてくださった阿部水産様、本当にありがとうございました。