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お話集会 ~コロナの差別や偏見~
今日から10月,秋もどんどん深まってきています。月初めの校長からのお話集会です。今日の内容は,新型コロナウイルス感染症による誹謗中傷,差別は絶対にいけないことをお話しました。
〇女の子が かぜをひいてしまいました。おうちの人やお友達も心配しました。かぜがなおり,学校の先生もお友達もよろこんでくれて,一緒にまた遊んでくれました。
↓ でも
〇男の子が コロナウィルスに感染してしまいました。お医者さんたちが一生懸命になおしてくれました。そして元気になって 家族もよろこんでくれました。ところが,学校に行こうとしたら・・・友達からいじめられました。「学校に来ないで」「コロナうつるからあっちいけ」
↓ なぜ かぜとは違って男の子はいじめにあったのでしょうか?
6年女子の意見:「かぜと違ってコロナは怖い病気だから・・」
そうです。コロナへの「怖さ」「不安」がそうさせてしまっているのです。でも いいのでしょうか?
その後,ある男の子のお母さんが看護師ということで,学校の友人たちから,避けられたり,無視されたりして悲しい思いをしてしまうというイラストのストーリーを示しました。コロナに誰も感染もしていないのに差別されることもあるのです。
最後に「コロナウィルスの ことで いじめたり なかまはずれに したり することは ぜったいに いけません!」とまとめました。
子どもたちには,コロナに関してだけでなく日頃からお友達を大切に思う気持ちを持たせていきたいと考えています。
<参考資料>
・東京都教職員研修センター:新型コロナウイルス感染症に関連する偏見や差別意識の解消を図る指導資料『止めよう差別の感染 広めよう感謝の心』
・東京都教育委員会:考えよう!いじめSNS@Tokyo まるでウィルスみたいに・・・。