2021年3月の記事一覧
大原での鎮魂の日
東日本大震災から10年の節目となる今日令和3年3月11日,学校下にある慰霊碑にお祈りをささげようと地域の方やかつて大原にお住いの方々が集まりました。
そして,発災時刻2時46分に黙とうしました。震災からの学び,人とのつながりの大切さを次代につなげていきたいと思います。
東日本大震災 鎮魂の日を前にして
明日は東日本大震災から10年となる3月11日です。今日は業前に校長講話を行いました。
はじめに,大原地区にある慰霊碑を紹介し明日休業日となることから全校児童で黙とうをしました。
本ブログにある「応援メッセージ」におばあさんが大原尋常高等小学校を卒業したという神奈川県在住の方からメッセージをいただき,なんと子どもたちのためにと図書カードをいただきました。6年生は来週卒業するので直接贈呈しました。
そして,本校と震災後統合した谷川小学校が地域の方の助言で児童教職員がたすかったという証言「NHKアーカイブス」動画を紹介しました。校長の震災体験も紹介しました。
子どもたちが,災害から自分の命を守る力を持つとともに,震災を経験した大人からいろいろなことを学び,引継ぎ,次代につないでほしいと思います。
卒業感謝の会
来週卒業する6年生4人が,お世話になった先生方を招待しての卒業感謝の会を開きました。
6年生4人は忙しい中,先生方を楽しませようとゲームをパソコンで作り,トルネイドゲームと題して,いろいろなジャンルの問題をつくりました。「先生について」「卒業生について」など難易度別に点数が違います。先生方の珍回答もありとても楽しい時間を一緒に過ごすことができました。
6年生4人の感謝の気持ちがとてもよく伝わる良いかいとなりました。6年生ありがとう!
▽トルネイドクイズ
▽最後に6年生から卒業文集と手作りカップケーキのプレゼント
Live Your Dream. テイラー文庫寄贈式!
本日,日米協会会長様,テイラー・アンダーソン記念基金専務理事様,石巻市場株式会社相談役様,本棚を作成していただいた遠藤様らに,ご来校いただき,児童にテイラー文庫の贈呈式を行いました。
皆様から,10年前の東日本大震災で,ALTとして勤務していた学校の子どもたちを避難させてから津波で犠牲となったテイラーさんの思い,「本を読んで夢を見つけて欲しい~夢を生きる」について,日本が大好きだったテイラーさんのことなどお話をいただきました。
児童代表からは,本を読むのが好きなのでとてもうれしいです。ありがとうございます。」と感謝の言葉がありました。アメリカと日本の懸け橋となり続けいているテイラーさんからの贈り物を大切にしたいと思います。テイラーさんのお母様が書いた「テイラー・アンダーソン物語」やテイラー・アンダーソン記念基金編の「Live Your Dream」,図書券をいただきました。
本校の子どもたちも,テイラー・アンダーソンさんの本を読み,英語が好きになったり,将来の夢をもつことにつながるといいなと思います。
遠いところからわざわざ大原小に来ていただきましてありがとうございました。
▽遠藤様に作成していただいた本棚,本箱を取り囲んで。
▽日米協会会長様よりリストバンドをいただきました。
▽児童代表が感謝の言葉を述べました。
▽「テイラー・アンダーソン物語」などいただきました。
本の紹介コーナー
先日寄贈していただいた「テイラー文庫」の本棚を活用して、1年生が、おすすめの本の紹介コーナーを作りました。
字の多い本も読めるようになり、いろいろな種類の本を選びました。早速、上の学年のお友達にも紹介し、「すごいね。」「この本おもしろいね。」と褒めてもらい、嬉しそうでした。
鼓笛隊 移杖式
大原小伝統の鼓笛隊が、世代交代の日を迎えました。6年生が卒業するので、指揮者の指揮棒を始めとした、楽器の担当が新しい担当に受け継がれる「移杖式」です。
これまでのメンバーでの演奏のあと、指揮棒や楽器の受け渡しが行われました。受け継ぎのことばの中で6年生が「鼓笛隊を絶やさず…」というメッセージを送ると、5年生が「鼓笛隊を絶やさず、これまで以上に…」と、より発展を目指したメッセージを返したのがとても印象的でした。
最後に、6年生が見守る前で、新メンバーにより演奏が行われました。6年生が安心するような、立派な演奏でした。
▽これまでのメンバーでの演奏
▽指揮棒の引継ぎ
▽楽器の引継ぎ
▽新メンバーでの演奏
6年生を送る会
今日は「6年生を送る会」が開かれました。1~5年生が企画し、準備してきたプログラムです。
春の1年生を迎える会とは逆に、1・2年生が6年生の手を引いて入場しました。みんなで「なんでもバスケット」の椅子取りゲームをしたあとは、各学年の出し物です。
1年生は、「森のくまさん6年生バージョン」として、6年生ひとりひとりのことを歌った、替え歌を披露しました。
たんぽぽは、虫歯菌に変身し「虫歯建設株式会社」のダンスを披露しました。
3・4年生は、6年生との思い出を、動きと言葉で表現しました。6年生ひとりひとりの特徴をよくつかんでいました。
児童会の引継ぎ、6年生へのインタビューをはさみ、最後は「6年生から」のコーナーです。5年生と協力し、自分たちの6年間を振り返ったスライドショーの上演です。アドリブのアナウンスあり、生演奏のBGMありと、とても楽しい内容でした。
会を通して、下級生はみんな6年生が大好きで、とても慕っていたことがよく伝わってきました。これから卒業式の練習が始まりますが、みんなで最高の雰囲気をつくって卒業の日を迎えたいと思います。
▽1・2年生が手を引いて入場
▽1年生の森のくまさん6年生バージョン
▽たんぽぽの虫歯建設株式会社
▽3・4年生の6年生の特徴を捉えた表現
▽5年生とコラボした6年生のスライドショー
宮城学院女子大学 ボランティア再開
宮城学院女子大学の学生の皆さんには,継続して支援をいただいています。しかし新型コロナの影響で,今年度はずっと来校できないでいましたが,大学側の許可もでて,今日久しぶりに学生3名に来校していただきました。
午前中に授業に参加して子供たちの様子を見ていただいたり,休み時間には外で元気に1年生と走り回ったりしていました。さすが若い学生さんたちです!
これからもよろしくお願いします。
鼓笛隊 移杖式の練習
目前に迫った、鼓笛隊の移杖式。練習では、これまでのメンバーでの演奏、指揮者が振る指揮杖の移杖、そして新しいメンバーでの演奏と続きます。楽器の分担が違う子もいるので、切替が難しいところですが、ここまでの練習は順調といえます。新しいメンバーの演奏時には、卒業する6年生がいすに座って後輩の演奏を見守ります。
移杖式本番は3月4日(木)。6年生を送る会のあとに行うので、11時半前後になる見通しです。保護者の方で、都合が合う方は、ぜひ見にいらしてください。
▽これまでのメンバーでの演奏
▽新しいメンバーでの演奏
ピアノの調律
3月に入り、今年度も残り1ヶ月となりました。4人の6年生にとっては、卒業式まで3週間を切り、これからの一つ一つの取組が小学校生活の思い出になっていくことと思います。
そんな中、卒業式に向けてピアノの調律を行ってもらいました。3月初旬の恒例なだけに、楽器業者さんが来て音を調整している様子を見ると、卒業式が近いんだなぁ、と感じてしまいます。
来賓をお呼びしないなど、まだまだ通常通りに行うのは難しい状況ではありますが、このピアノ調律を皮切りに、いい卒業式に向けた準備をしていきたいと思います。
▽調律の様子(業者さんの許可を得て撮影しています)
▽ピアノの中身はこうなっています。