大原っ子ブログ
タブレットPCを活用した授業
今,ニュースでは,政府が経済対策で小中学校の児童生徒一人1台のPCを配布するための事業を行うと報道されています。
本校では,少人数を生かして一人1台のタブレットPCでの学習を取り入れています。
今日は,3年生の算数の授業です。児童がデジタル教科書にある練習問題を自分で解き,回答も自分で確認しています。主体的な学習の一場面です。
本校は複式の授業を行っていますが,効果的な学習について今後も研究を重ねていきます。
太鼓芸能集団 「鼓童」巡回公演
宮城県の文化芸術による子供育成事業により,プロの和太鼓演奏で有名な「鼓童」さんが演者9名,他スタッフ2名で来校していただき,素晴らしい演奏を聴くことができました。
鼓童さんは,日本,海外でも公演を多数行っています。冒頭ご挨拶で,「世界中の人たちが太鼓を通して仲良くなってほしい」とお話していました。
大太鼓,宮太鼓,締太鼓,篠笛などで迫力ある演奏を約70分間聴くことができました。にこやかに楽しそうに,そして力強く演奏する姿に大変感動しました。太鼓の響きが心の奥底に届いてくるような感じでした。
今日は,寄磯小学校の児童8名も参加しましたが,どの児童もその演奏に驚き,引き込まれ,楽しく時間を過ごしていました。
鼓童さん,遠い「佐渡」から牡鹿半島に来ていただき感謝申し上げます。ありがとうございました。
人権教室を開催しました!
法務局より人権擁護委員を招き,5・6年生を対象に「人権教室」を開催しました。
「ことばのちから」という題材で,「うれしかった言葉」や「悲しかった言葉」を子どもたちが話合い,意見を出し合いました。その中で,相手を尊重する,思いやる心について自分を振り返ることができたようです。
ご指導ありがとうございました。
一足早いクリスマスプレゼント
本日の集会では,まず鼓笛隊の担当から,新しい役割(楽器)の発表がありました。一人発表されるたび,子どもたちからは自然と拍手が起き,新体制に向けての期待が感じられました。
その後,沖縄のバスガイド崎原さんの仲介役などでも毎年支援いただいている,神戸の「JPはりま東」さんからいただいたクリスマスプレゼントを,子どもたちに渡しました。事前にいただいていて,その場でお礼は言えなかったので,お手紙でありがとうの気持ちを伝えたいと思います。
▽鼓笛隊の新担当の発表
▽JPはりま東さんからいただいたクリスマスプレゼント
牡鹿地区学校保健委員会
牡鹿地区の学校保健委員会が鮎川地区にある清優館でありました。各学校で今年度取り組んでいる虫歯予防について発表があった後,歯科校医の安住先生から歯科講話をいただきました。大変参考になる内容でしたので,一部紹介します。(お話のメモから文章を再構成したので実際の表現とは違います。ご了承ください。)
〇虫歯の原因は,食べ物を餌にするミュータンス菌が酸をつくり,歯のカルシウムを溶かしてしまうからです。だ液は,その酸を中和するはたらきがあり,歯の再石灰化を助けてくれます。
〇食べる回数が多いと再石灰化をはばみ,虫歯になりやすくなります。
〇歯磨きでプラークを完全にとるのは難しいです。
〇だ液は夜少なくなるので,虫歯になりやすいです。夜間口の中をきれいな状態にすることが大切で,受験勉強などで夜食を食べた後,磨かないでおくと虫歯になりやすいです。
〇小学校低学年では,虫歯予防に,歯(6才臼歯)の溝を埋めるシーラントが有効です。
〇中学年では,前歯が虫歯になりやすい。これは,前歯を磨かないでしまうからで,鏡をみて磨くとよいです。
〇高学年になるにつれて,乳歯が抜けるときに接していた永久歯が虫歯になっていることがあります。そのままにしておくと,何年も気づかないことがあるので,歯科を受診することを勧めます。
〇奥歯(6番,7番)のほお側がよく虫歯になります。この部分は口を開けて歯磨きするときには歯ブラシが届きにくいので注意して磨いてほしいです。
〇歯磨きをしないと気持ちが悪いくらいになるよう,小さいときに歯磨きを習慣化してほしいです。
〇キシリトールガムは有効である。だ液の量を増やすのでよいです。
〇歯磨きしているときは「今日のご飯はどうしよう」とか他のことを考えながら磨くのではなく,歯磨きに集中して磨くと10年では相当ちがってきます。