大原っ子ブログ

カテゴリ:安全防災関連

汗・焦る 夏本番 外は暑いです!

 今日は8月4日 例年なら東北各地で夏祭りが開催されている時期で夏真っ盛りですが,今年はまだ学校の授業があります。

 でも,昨日紹介したように,各教室にはエアコンが配備され,どのクラスも快適に学習に取り組んでいました。

 校庭では12時25分の時点で写真のように,WBGT計で計測したら,気温34.4℃,熱中症指数30.8℃でした。湿度がまだ60%ほどなのでカラッとはしていますが,外での運動は禁止しなければならない指数です。子どもたちは,休み時間には校庭に出ないで,エアコンの効いた室内で過ごしていました。

 ※暑さ指数とは…人間の熱バランスに影響の大きい 気温    湿度    輻射熱 ( ふくしゃねつ )の3つを取り入れた温度の指標です。

▽WBGT(暑さ指数)計の様子,気温34.4℃,WBGT30.8℃湿度60.1%

▽教室での授業はエアコンで快適です。

▽石巻市立小・中学校の教育活動における熱中症予防指針(再掲)

グループ 第1回牡鹿中学校区学校防災教育地域連絡会

 今日牡鹿中学校を会場に,標記の会がありました。

 会の目的は,「学校防災教育の推進と保護者及び地域住民等との連携から防災意識の向上と地域ぐるみの防災の充実を図ること」です。

 今日の参加者は少し縮小しましたが,牡鹿地区小中学校校長,各校防災主幹教諭または防災主任教諭,保育所所長,牡鹿支所地域振興課防災担当,牡鹿駐在所,女川消防署牡鹿出張所,各校PTA会長でした。

 会議では,各校の防災教育がどのように行われているかや,各関係機関との情報交換を行いました。

 今週は九州や岐阜などで大雨の災害が起こっていますし,今朝は石巻でも大雨警報がでました。子どもたち地域の安心安全のために,各機関が連携していきたいと思います。

▽学校でも防災マニュアルの点検などを行っています。

学校 お話集会~谷川小学校

 先週1日に校長講話「お話集会~谷川小学校について」を全校放送により行いました。

 お話の内容は下にある>>「続きを読む」をどうぞ!

 東日本大震災で石巻市立谷川小学校が被災し,大原小学校の校舎で1年間過ごしたのち,平成24年3月に閉校しました。現在は,旧谷川小学区の児童が全校児童18名中6名が在籍しています。

 谷川小学校の素敵な校歌や児童がその伝統を引き継いでいる「谷川っ子ソーラン」(大原っ子ソーランとして引き継いでいます)をこれからも大事にしたいと思います。

 お話集会のあと,すぐに旧谷川小学区に住んでいる1年生3人が担任に連れられて,校舎1階にある「谷川小学校閉校記念室」を見学しました。

 児童には,時々記念室を見て心に残していて欲しいです。

▽1階にある「谷川小学校閉校記念室」を訪問です。ドキドキ

▽被災後の校舎,がれきから回収された思い出の品々です。

▽「あっ お父さんだ!」昔の鼓笛隊の写真にお父さんを見つけました!

 

 はじめに,ある曲を聴いてもらいます。

 谷川小校歌再生(日本オーケストラ連盟)

 これは,何の曲かわかりますか?鮫ノ浦大谷川,谷川のみんなは聞いたことがあるかもしれません。

 そう,9年前に閉校して大原小学校と一緒になった谷川小学校の校歌です。今日は,谷川小学校についてお話をします。

 谷川方面から大原小学校に来ている皆さんのお父さんお母さん,おじいちゃんおばあちゃんの中には,谷川小学校を卒業したという方もいると思います。1年生のみんなのうちもそうかな?

 谷川小学校は,宮城県内で海に一番近いところにある小学校でした。海の高さよりも10mも高いところにありましたが9年前の東日本大震災で津波により,大きな被害を受けました。大原小学校は海から17.5mの高さでした。

 東日本大震災の大きな地震が起きて 谷川小学校の子どもたち先生はまず校庭へ避難しました。

 そのあと津波がやってくることが分かり,さらに高い県道へ避難しました。さらに山に登り,校舎裏の神社のある山にも避難しました。

 これは,震災の時にあった校舎です。大原小に似ていますね。校庭のまわりに新しい体育館とプールがありました。

  校舎の前にはきれいな花壇と一輪車がたくさんありました。倉庫には子どもたちの絵が描いてありました。校舎2階からはきれいな海の風景が見られました。

 しかし,9年前 東日本大震災の津波で谷川小学校は壊れてしまいました。2回目のおおきな津波が校舎を飲み込んでしまいました。そのときの校舎の大時計がその時間3時25分で止まっています。この時計は谷川記念室にあります。

▽第2波の津波が校舎を襲った時刻のままの大時計

 

 新しい体育館は1回目の津波でめちゃくちゃになりました。

  昇降口です。校舎の中は,こんな状態になってしまいました。

津波が来たとき 谷川小学校には12名の子どもたちと7人の先生方がいました。でも19人全員が,無事でした。この学校裏山にある神社で一晩過ごしたそうです。

 地域の人といっしょになってどうしたらよいか考えて高台の道路に避難して助かりました。津波の時の高台避難はとっても大事なんですね。

 ここが子どもたちが避難した山です。多くの家や道路が流されました。

 震災前,谷川には 美しい海 美しい山々がありました。大谷川浜では凧揚げ大会があったそうです。とてもきれいな海ですね。

  以前の鮫ノ浦 谷川浜 大谷川浜です・・・

  震災から1か月がたった4月8日に 閉校していた大原中学校の体育館を使って谷川小学校の卒業式と修了式が行われました。体育館に避難していた地域の方々にも参加していただきました。震災を共に乗り越えた,一緒に避難した先生方とお別れしました。1ケ月ぶりの再会でした。

 そして,新学期からは,たくさんのボランティアの人たちにも支えられ,谷川小学校の7人の子どもたちは大原小学校の教室を借りて1年間過ごすことになりました。全国から励ましが届きました。

 4月の下旬には給食もスタートしました。運動会は大原小学校と一緒に合同で行いました。花山・遠足など行事も行うことができました。  

 そして いよいよ谷川小学校が閉校します。校舎への感謝の会・・・。子どもたちも校歌を歌ったり 石碑の除幕式に参加しました。

 閉校記念式典を開き 伝統の谷川っ子ソーランを大原小に引き継ぎました。そして 平成24年3月31日に 谷川小学校 138年の歴史を閉じました。 

 以上 谷川小学校最後の校長先生がつくったスライドを見てもらいました。いまの大原小学校は谷川小学校の地域にある谷川,大谷川,鮫ノ浦のお友達といっしょです。谷川小学校は閉校してしまいましたが,どんな学校だったのか,知っていてほしいと思います。

 学級ごといつでも,担任の先生と一緒に1階の閉校記念室を見てください。そして,谷川小学校で踊られていたソーランが今の大原っ子ソーランです。しっかり引き継いでいってほしいと思います。

 これで校長先生のお話を終わります。

学校 不審者対応 防犯訓練を実施しました!

 不審者の学校侵入を想定して児童と教職員が防犯訓練を行いました。

 不審者にどう対応するか,校舎内の児童と先生方にどう情報を伝えるか,サスマタなどをつかっての不審者拘束,児童の避難経路と情報共有の在り方など,シミュレーションをして取り組みました。

 児童は,真剣にお話をすることなく先生方の指示で想定避難場所に素早く避難することができました。

 学校では,教職員が児童を守るべく行動します。学校ではない,家庭にいるときや外出しているときも自分の身を守るよう行動することが大切です。

 家庭で子どもだけで留守番をしたことがある児童も多いようです。もし宅配便や郵便屋さんが装った不審者,空き巣だったら・・・そんな事件もあるようです。

 最後に安全担当教員から「いかのおすし」について動画による指導を行いました。児童は真剣に学習していました。

学校 毎週水曜日は「防災クイズ」の日

 今月から,毎週水曜日を「防災クイズ」の日として,防災主任から児童に防災に関わるクイズを出しています。

  児童は,自分の防災マスターカードに答えを記入し,防災主任に提出します。

 防災についての知識を持ってもらうことと自分の身を自分で守るなどの意識を向上させることをねらいとしています。

 今週のクイズは,